会計監査サポート

1.年度末法定監査・連結レポーティング監査

全ての外商投資企業は中国において年度末法定監査を受ける必要があります。 中国では1年度が毎年1月〜12月と定められていることから、年度末監査手続きは通常翌年1月〜3月に実施し、4月頃を目処に監査報告書を提出させていただきます。 また、中国の子会社が本社グループの財務諸表の連結範囲に加えられる場合、通常子会社からは「連結レポーティングパッケージ」と呼ばれる連結決算用のデータを本社に提出することになります。この場合、本社監査人による連結財務諸表の監査方針に基づいて、中国での「連結レポーティングパッケージ」に対する監査を実施いたします。

2.連結レポーティングパッケージ作成サポート

上記の連結レポーティングパッケージに対する監査以外に、パッケージの作成のサポートをさせていただきます。 必要に応じて、四半期毎、或いは月次での報告書を作成することも可能です。

3.新会計準則コンバージェンス

現在中国では2006年に新「企業会計準則」が公布され、新旧2種類の会計制度が並存している状況にあります。旧会計準則を適用されている会社様に対して、国際会計基準とほぼ同様の新会計準則適用への移行に係るサポートをさせていただきます。

  • M&A初期検討段階における簡易デューデリジェンス
  • M&Aストラクチャー構築サポート
  • 各種デューデリジェンス
  • 各種契約書作成サポート
  • 企業価値評価サポート
  • M&A実行に際して必要となる管轄当局申請手続きサポート
  • 統合プロセスサポート

4.内部監査サポート

本社から管理を徹底しにくい海外において、本社の把握していない不正行為のリスクや、ひとたびそれが発覚するとグループ経営に大きな影響を及ぼしうる可能性が潜んでいることも少なくありません。一方特に独自の商慣習や法制度を持つ中国では言語の壁もあり、中国子会社の実効力のある内部監査には特別なノウハウが必要となります。弊社では中国子会社の業種や事業上の特性に応じて、内部監査の対象範囲の策定から監査手続きに至るまで、リスクアプローチに基づいて勘所を押さえた内部監査のサポートをさせていただきます。